1.カジノでの人気のあるポーカー
ポーカーは有名なカードゲームであり、家族や友人などとの間で日常的な娯楽として遊んだことがあるという人は多いでしょうが、カジノでの人気のあるゲームの一つです。
特に重要なポイントとしては、ほとんど全てのカジノゲームは、いわゆる実力とか経験は何の寄与もせず、全てが運によって勝敗が決まるものであるのに対して、ポーカーは全くそうではないということです。
このゲームのルールを少しでも知っている人ならば分かるとおり、ポーカーは運の要素も大きいものの、心理的な駆け引きの要素が大きいことも事実です。
その意味では、全くの初心者がいきなりポーカーのゲームテーブルに参加することは、もちろん拒否されたり引き止められりするような性格のものではないにせよ、決して勧められることではありません。
最低でもしっかりとルールを理解し、駆け引きの何たるかを家族や友人、知人との勝負で肌で感じておくくらいのことはしておいたほうが良いでしょう。
2.テキサスホールデムと呼ばれるルールで行われる
そして、カジノで行われているポーカーは、日本で普通によく知られているポーカーとかいささかルールが異なり、代表的なものとしてはテキサスホールデムと呼ばれるルールで行われます。
5枚の手札で役を競うことや、単に高い役ができた人が勝ちになるのではなく勝敗には駆け引きの要素があることは同じですが、よりインタラクティブでエキサイティングになるように味付けがなされているのです。
しかも、この2枚の手札は最後まで自分の手札として残り、山札との交換もありません。
これではもちろん役など作りようがありませんが、そのためのカードは別に用意されるのがテキサスホールデムの特徴です。
それは、コミュニティカードとして場に表向きに出される合計5枚のカードです。
いわば場札であって、普通のポーカーでは存在しないカードとなります。
3.全てのプレイヤーが共通して役作りに使えるコミュニティカード
この場札は、全てのプレイヤーが共通して役作りに使えるカードです。
使えるのは早い者勝ちとかそういうルールは一切ありません。
もちろん物理的なカードとしてはそれぞれが1枚ずつの合計5枚しかないのですが、そこはバーチャルに物を考え、例えば場札のスペードのAを複数のプレイヤーが自分の役作りに使いたいと思えば、それぞれのプレイヤーがスペードのAを持っているものとして役を考えることになるのです。
なお、ポーカーでは5枚のカードで役を造りますが、それはテキサスホールデムでも同じです。
テキサスホールデムでは、手札2枚と場札5枚が役作りに使えますが、合計7枚で役を作るわけでは決してありません。
合計7枚のうちから、プレイヤーが選んだ5枚でもって高い役を作ることになるのです。
どの5枚とするかは各プレイヤーの自由で、もちろん最も高い役ができるような5枚を選ぶことになるでしょう。
4.テキサスホールデムではこの場札が大きな特徴を占める
手札の2枚を全く役作りに使わず、場札の5枚だけでできている役を自分の役とすることもルール的には全く問題ありませんが、ちょっと考えれば分かるとおり、これでは他のプレイヤーと同じ役ということはあってもより強い役ができているということはありえませんので、賭けに勝つという観点では、その場合は降りることになるでしょう。
テキサスホールデムではこの場札が大きな特徴を占めており、実は場札の5枚もいきなり5枚全てがオープンにされるわけではなく、まずは3枚だけ、続いて4枚目、最後に5枚目がオープンにされるという順序を踏みます。
そしてその都度賭けというか、心理的な駆け引きが行われることになっており、ゲームをより盛り上がるものにしています。